フラワーアレンジメントとは

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フラワーアレンジメントとは?

フラワーアレンジメントとは、複数の花や茎、葉、果実、木の実などを花器や籠などの容器と組み合わせ、配置・色彩、バランスなどが最も美しい作品として創造したものです。

 

和風・洋風、2つの解釈が…

面白い事象があります。

 

インターネット上で「フラワーアレンジメント」を検索してみると、日本では、「フラワーアレンジメント」の言葉が、2つの意味をもっていることです。

 

1つ目は、主に海外に向けて、日本の生け花を英訳した際に使われます。

 

日本の生け花には海外のフラワーアレンジメント愛好者も大いに触発されるようで、関連のサイトを見ると、日本人の私たちには奇妙に感じられるような“和を気取った作品”が数多く発表されていることでもわかります。

 

2つ目は、日本におけるフラワーアレンジメントです。

 

こちらは英語の呼称通り、生け花ではなく、西洋の歴史において培われた「花を飾る際の表現形式」を指すことが一般的です。

 

日本は西洋式が中心

西洋のフラワーアレンジメントの起源は、ギリシア時代、素朴な花輪の髪飾りや戦いの勝利者の頭に被せられた花冠にに遡るそうで、フラワーアレンジメントが最も盛んになったのは、15-16世紀のイタリアルネッサンス時代と言われます。

 

実際、ボッティチェリの作品「春(ラ・プリマヴェーラ)」のヴィーナスは髪に花冠を載せていますし、ベネチアングラスなどの豪奢な工芸品に目もあやな花々を組み合わせた静物画はおなじみですね。

 

17世紀のオランダ絵画でも、花器に活けられた多彩な花々を描いたブリューゲルの静物画は、現代のフラワーアレンジメントに勝るとも劣らない美しさです。

 

現代の日本では、パーティやイベントや結婚式場など、華やか、かつ非日常的な場所に欠かせないのがフラワーアレンジメントですし、葬儀会場に登場することも少なくありません。

 

もちろん、プロの仕事だけでなく、頂いた花束を自宅で好きなように花器にアレンジして飾ることも、広い意味でのフラワーアレンジメントの1つと言えます。